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ダイハツ ハイゼットカーゴ(軽バン)の外観

ダイハツ / 軽バン

ダイハツ ハイゼットカーゴの
買取相場と売却の進め方

年式・走行距離ごとの相場と、査定で見られる点をまとめました。

年式・グレードを問わない
買取相場の目安

9万105万円

更新

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ダイハツ ハイゼットカーゴは、
どこで金額が決まるか

ハイゼットカーゴは、2021年12月20日のフルモデルチェンジで11代目(型式 S700V/S710V)になった、ダイハツの軽商用バンです。2WDが S700V、4WDが S710V、荷台付きのデッキバンは S700W/S710W と、型式の末尾の記号と数字で車体が分かれます。エンジンは KF型 658cc の直列3気筒で、自然吸気(34kW[46PS])とインタークーラーターボ(47kW[64PS])の2種、変速機は5MTとFR用に新開発されたCVTです。同じ日に発売されたアトレーとは車体とエンジンを共有しますが、型式末尾のV/Wが指すグレードが違います。トヨタ ピクシスバンとスバル サンバーバンは、ダイハツがOEM供給する兄弟車です。査定では、車検証の型式(現行は S700V/S710V/S700W/S710W、旧型は S320V/S330V・S321V/S331V)、グレード(スペシャル・デラックス・クルーズ・クルーズターボ・デッキバン)、変速機とターボの有無、走行距離の順に見られます。このページでは、型式の読み方、デッキバンの位置づけ、走行距離が多い個体の見られ方、軽自動車ならではの売却書類までをまとめています。

主に使われている現場

  • 建築・設備・電気工事の道具運搬(デラックス・クルーズの標準ボディ)
  • 宅配・ルート配送の貨物軽自動車運送(黒ナンバー。スペシャル・スペシャルクリーン・デラックス)
  • 農作業・資材運搬で人と荷物を一緒に運ぶ(デッキバン G/L・4名乗車時250kg)
  • 降雪地・山間部の配送や現場移動(4WD・S710V/S710W)
  • 社用車・営業車の複数台運用(法人名義・リース)

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査定は無料。全国どこでも無料で出張引取りに来てもらえます(一部離島と、大型トラックの不動車は要相談)。書類の記入から陸運局への提出までの手続きも、無料で代行してもらえます

型式と仕様の見分け方

ハイゼットカーゴの型式は、末尾の記号がV(標準ボディ)かW(デッキバン)か、数字が700(2WD)か710(4WD)かで車体が分かります。標準ボディはグレードが違っても型式が同じなので、グレード名と変速機を型式に添えて伝えます。

ダイハツ ハイゼットカーゴの型式と仕様の対応
仕様駆動グレード車両型式変速機最大積載量
標準ボディ2WDクルーズターボ3BD-S700VCVT350kg(4名乗車時250kg)
標準ボディ2WDクルーズ3BD-S700V/5BD-S700V5MT/CVT350kg(4名乗車時250kg)
標準ボディ2WDデラックス3BD-S700V5MT/CVT350kg(4名乗車時250kg)
標準ボディ2WDスペシャルクリーン/スペシャル3BD-S700V5MT/CVT350kg(4名乗車時250kg)
デッキバン2WDデッキバン(G/L)3BD-S700WCVT350kg(4名乗車時250kg)
標準ボディ4WDクルーズターボ/クルーズ/デラックス/スペシャルクリーン/スペシャル3BD-S710V/5BD-S710V5MT/CVT350kg(4名乗車時250kg)
デッキバン4WDデッキバン(G/L)3BD-S710WCVT350kg(4名乗車時250kg)

寸法は全長3,395mm・全幅1,475mm・全高1,890mm・ホイールベース2,450mm(全車共通)

荷室(標準ボディ・デラックス2WD): 2名乗車時 長1,915mm×幅1,270mm×高1,250mm、4名乗車時 長1,005mm×幅1,410mm。デッキバンの荷台: 長880mm×幅1,360mm×高610mm

アトレーは同じ S700系でも V=RS、W=X/デッキバンで、V/Wの意味がハイゼットカーゴと違う

トヨタ ピクシスバンは末尾がM(S700M/S710M)、スバル サンバーバンは末尾がB(S700B/S710B)

年式別の買取相場

バーは0〜150万円の位置です。

ダイハツ ハイゼットカーゴの年式別 買取相場(下限・上限とも万円/2026年9月29日時点)
年式相場の位置買取相場下限上限
1年落ち2025年式83〜102万円83万円102万円
2年落ち2024年式72〜96万円72万円96万円
3年落ち2023年式65〜105万円65万円105万円
4年落ち2022年式62〜89万円62万円89万円
5年落ち2021年式37〜70万円37万円70万円
6年落ち2020年式32〜63万円32万円63万円
7年落ち2019年式19〜46万円19万円46万円
8年落ち2018年式18〜37万円18万円37万円
9年落ち2017年式14〜33万円14万円33万円
10年落ち2016年式14〜26万円14万円26万円
11年落ち2015年式13〜22万円13万円22万円
12年落ち2014年式13〜25万円13万円25万円
13年落ち以上2013年式以前9〜18万円9万円18万円

集計: 2026年9月29日時点・複数の買取店の査定実績から集計

走行距離別の買取相場

バーは0〜100万円の位置です。

ダイハツ ハイゼットカーゴの走行距離別 買取相場(年式別とは別の集計/下限・上限とも万円/2026年9月29日時点)
走行距離相場の位置買取相場下限上限
〜5万km48〜95万円48万円95万円
5〜10万km21〜53万円21万円53万円
10〜15万km12〜23万円12万円23万円
15〜20万km10〜18万円10万円18万円
20万km〜9〜17万円9万円17万円

年式別と走行距離別は、それぞれ別の集計です。2つの表を足して1つの金額にはできません。

集計: 2026年9月29日時点・同じ査定実績を走行距離別に集計(年式別とは別の集計)

ダイハツ ハイゼットカーゴの査定に
値を付けた買取店の数

直近1年のダイハツ ハイゼットカーゴの買取査定では、値を付けた買取店が1社だけだったのは19%、2〜4社が50%、5社以上が31%でした。同じ年式・走行距離帯の中で比べると、1社だけの査定は約24%低く、5社以上の査定は約12%高くなっていました。1社しか値を付けない車は状態が悪いことも多いので因果とは言えませんが、1社の金額だけで決めないほうが判断を誤りにくくなります。

都道府県でも差があります。ダイハツ ハイゼットカーゴの査定は、静岡県・茨城県でほかの都道府県より高く、愛知県・北海道・広島県では低い水準でした。都道府県ごとの比較は都道府県別の一覧にあります。

査定で見られる点と、
金額が動く理由

同じ年式・同じ走行距離でも金額が違うのは、ここの状態が違うからです。申し込む前に、自分で確認できます。

ダイハツ ハイゼットカーゴで必ず確認される点6項目

車検証の型式(S700V/S710V/S700W/S710W、旧型は S320V/S330V・S321V/S331V)とグレード名。標準ボディは型式だけではグレードが分からない
ターボ(クルーズターボ)か自然吸気か、5MTかCVTか。同じ型式でも仕様が違う
荷室の床(傷・凹み・穴あけ加工)と内張りの状態。デッキバンは荷台の床と縁の錆
スライドドア・バックドアの開閉と閉まり具合。スライドドアのレール・ローラーの摩耗
下回り(サイドシル・フロア・足回り)の錆。降雪地・沿岸部での使用歴があると重点的に見られる
修復歴(骨格部の交換・修正)の有無と、事故歴の申告

査定で確認される条件5項目

クルーズターボ(CVT)または4WD(S710V/S710W)で、グレード名と型式を車検証・注文書で示せる
走行距離が同じ年式の中で少なく、整備記録簿・オイル交換の記録がそろっている
荷室に穴あけ加工がなく、床・内張りの傷が少ない
下回りに錆がなく、降雪地・沿岸部での使用歴がない
ワンオーナーで、車検証の原本・自賠責保険証明書・リサイクル券がすぐ出せる

減額の理由になりやすい点6項目

荷室の穴あけ・棚固定のビス穴・床の腐食(雨漏りの跡)
スライドドアの落ち・閉まり不良、バックドアの開閉不良
下回りの錆(サイドシル・フロアの溶接部・リヤの足回り)
ターボ車の白煙・オイル漏れ、警告灯の点灯歴
純正に戻せない架装・改造(切断・溶接を伴うもの、車検非対応の部品)
旧型(S320V/S330V・S321V/S331V)で車検が切れている。自走できるか・車検を通してから売るかで段取りが変わる

不具合は実車を見れば分かります。先に伝えておきます。

走行距離が多い車の方へ

走行距離が多いハイゼットカーゴは、
どこを見られるか

査定では走行距離の数字だけでなく、その距離を何年で走ったか(年間走行距離)、整備記録が残っているか、下回りの錆と荷室の傷みがどこまで進んでいるかを合わせて見ます。

走行距離は、メーターの表示と、車検証の備考欄に走行距離計の表示値が記載されていればその数値とを突き合わせます。整備記録簿にオイル交換や点検のたびの距離が残っていれば、距離の推移を説明できます。

距離が伸びた個体では、消耗部品(ベルト類・クラッチ・足回りのブッシュ・スライドドアのローラー)の交換歴を見られます。交換した記録(整備明細・部品の領収書)は、査定のときに一緒に見せてください。

走行距離が多くても、査定を申し込んで金額を確かめられます。走行距離帯ごとの目安は、このページの走行距離別の相場表で確認できます。

査定の前に自分で確認できること

  • 年間走行距離(走行距離 ÷ 初度検査からの年数)
  • 整備記録簿・オイル交換の記録の有無
  • 消耗部品の交換歴(ベルト類・クラッチ・足回りのブッシュ・スライドドアのローラー)
  • 車検証の備考欄の走行距離記載と、メーター表示の一致
  • 下回りの錆の進み方(表面か、フロアの穴か)
  • 荷室の床・内張りの傷み(デッキバンは荷台の床)
このページの走行距離別の表へ
該当する区分の相場を見る

査定で見られる4か所

上の項目を、車のどこで見ているのかを写真で示します。

荷室を後ろから見た床と内張り

01荷室の床と内張り

床の傷と凹み、内張りの破れ、床と側面の境目の錆を見られます。棚やベッドキットを付けている場合は、外した跡と穴も確認されます。

スライドドアとバックドアを開けた状態

02スライドドアとバックドア

開閉の重さ、ヒンジとレールの歪み、ドアの縁とステップの傷を見られます。荷物の出し入れで傷みやすい場所です。

サイドシルとリヤホイールハウスを低い位置から見たところ

03サイドシルと下回り

サイドシルとリヤホイールハウスの錆、マフラーと足回りの錆、下回りの傷を見られます。融雪剤をまく地域や海沿いで使われた車は念入りに確認されます。

前席の座面を持ち上げて現れたエンジンの上面

04エンジンまわり

前席の座面を持ち上げて見られます。オイルのにじみ、ベルトとホースの状態、始動の音を確認されます。整備の記録簿があれば一緒に見せます。

→ 横にスワイプできます。4か所は査定で見られる箇所の例で、特定の車両を写したものではありません。

写真を送るときに撮る場所

申し込むと、先に写真で概算を出す業者があります。写真で先に見られるのは、この10か所です。

  • 車両全体(前・後・左・右)と、ナンバープレートが見える正面
  • 車検証(型式・初度検査年月・所有者・使用者・乗車定員・最大積載量)
  • メーター(走行距離・警告灯の有無)
  • 荷室全体(床・内張り・棚や仕切りの有無)
  • スライドドアとバックドアを開けた状態
  • デッキバンは荷台の床と縁
  • 下回り(サイドシル・フロア・リヤの足回り)
  • エンジンルーム
  • 運転席・助手席のシートと内装
  • タイヤの残り溝とホイール(社外品なら純正の有無)

型式・世代・グレード

査定は車種名ではなく、車検証の型式とグレード、荷室の状態で見ます。自分の車がどれにあたるか、ここで確認できます。

主要諸元

ダイハツ ハイゼットカーゴの主要諸元(グレード・仕様により範囲内で変動)
エンジンKF型 水冷直列3気筒12バルブDOHC 658cc。自然吸気(34kW[46PS]/5,700rpm)/インタークーラーターボ(47kW[64PS]/5,700rpm・91N・m[9.3kgf・m]/2,800rpm)
変速機5MT/CVT(FR用に新開発)
駆動方式FR(後2輪駆動)/パートタイム4WD(CVT車は電子制御式)
ボディ標準ボディ/デッキバン。全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,890mm、ホイールベース2,450mm
登録区分軽貨物(4ナンバー)。乗車定員2名(4名乗車時4名)・最大積載量350kg(4名乗車時250kg)

正確な数値は車検証で確認できます。

世代と型式3世代

見出しを開くと、その世代の中身が出ます。

2021年〜11代目 S700系(2021年12月20日〜)型式 3BD-S700V / 5BD-S700V / 3BD-S710V / 5BD-S710V / 3BD-S700W / 3BD-S710W

2021年12月20日にフルモデルチェンジ(11代目)。新型アトレー・新ハイゼットトラックと同時発売

ダイハツの発表では「新開発のFR用CVT採用等により燃費、発進性、静粛性等を大幅に向上」。DNGA(ダイハツ ニュー グローバル アーキテクチャー)を商用車で初展開

エンジンは KF型 658cc。自然吸気(34kW[46PS])とインタークーラーターボ(47kW[64PS])、変速機は5MTとCVT、駆動はFRとパートタイム4WD(CVT車は電子制御式)

2026年6月4日に一部改良(安全性の向上)

査定での見られ方/型式の末尾がV(標準ボディ)かW(デッキバン)か、数字が700(2WD)か710(4WD)かで車体が決まります。クルーズターボと自然吸気のクルーズは同じ S700V なので、ターボかどうかはグレード名で伝えます。変速機は5MTかCVTかを車検証と実車で確認します。

2004〜2021年10代目(2004年12月〜2021年12月)型式 LE-S320V / LE-S330V / S321V / S331V

2004年12月にフルモデルチェンジ(10代目)。型式は LE-S320V(FR)/LE-S330V(4WD)、総排気量659cc

中古車として流通する旧型の型式には、S320V/S330V のほか S321V/S331V がある

2021年12月20日の11代目登場まで作り続けられた世代

査定での見られ方/初度検査から年数が経った個体が中心です。車検証の型式が S320V/S330V か S321V/S331V かを伝え、走行距離より下回りの錆・荷室床の傷み・スライドドアの動きを見られます。車検が残っているかで引き渡しの段取りが変わります。

〜2004年先代以前(〜2004年12月)

2004年12月のフルモデルチェンジで10代目(S320V/S330V)に置き換わった世代

査定での見られ方/この世代は、年式・走行距離のほかに、動くかどうか・車検が残っているか・部品取りとして引き取れるかを聞かれます。

年式の境目にあたる車は、型式で世代が決まります。車検証の型式をそのまま伝えてください。

グレードの見方

ハイゼットカーゴのグレードは、スペシャル・スペシャルクリーン・デラックス・クルーズ・クルーズターボの5つと、荷台付きのデッキバン(G/L)です。標準ボディは全グレードが同じ型式(2WDが S700V、4WDが S710V)なので、査定ではグレード名・変速機(5MT/CVT)・ターボの有無を型式と一緒に伝えます。

スペシャル/スペシャルクリーン標準ボディ 基本グレード

業務用の基本グレードです。型式は2WDが 3BD-S700V、4WDが 3BD-S710V で、変速機は5MTとCVTのどちらもあります。ダイハツの2021年12月20日の発表では、スペシャル・スペシャルクリーン・デラックス・クルーズ・クルーズターボの順に並んでいます。

荷室の床・内張りの傷と、配送用途ならスライドドアの開閉。基本グレードは装備より、走行距離・車検の残り・荷室の状態で見られます。

デラックス標準ボディ 中間グレード

スペシャルの上に置かれるグレードで、型式は 3BD-S700V(2WD)/3BD-S710V(4WD)、変速機は5MTとCVTがあります。主要諸元表の荷室寸法(2名乗車時 長1,915mm×幅1,270mm×高1,250mm、4名乗車時 長1,005mm×幅1,410mm)は、デラックスの2WDで示されています。

5MTかCVTか、2WDか4WDかを型式と実車で確認。荷室の床と内張り、バックドアの閉まり具合を見られます。

クルーズ標準ボディ 上級グレード(自然吸気)

自然吸気エンジンの上級グレードです。変速機は5MTとCVTがあり、型式は 3BD-S700V のほか 5BD-S700V(4WDは 3BD-S710V/5BD-S710V)の表記があります。同じクルーズでも車検証の型式の頭の記号(3BD/5BD)が違うことがあるので、車検証のとおりに写して伝えます。

クルーズターボとの区別はグレード名でしかつかないため、注文書や車検証でクルーズであることを示す。内装・シートの状態と荷室の傷。

クルーズターボ標準ボディ 上級グレード(ターボ)

インタークーラーターボ(47kW[64PS]/5,700rpm・91N・m[9.3kgf・m]/2,800rpm)を積む上級グレードで、変速機はCVTだけです。型式は自然吸気のクルーズと同じ 3BD-S700V(2WD)/3BD-S710V(4WD)なので、ターボであることはグレード名で伝えます。

ターボ車は暖機後の白煙・オイル漏れ・警告灯の点灯歴を見られます。グレード名と型式を一緒に伝えると、自然吸気のクルーズと取り違えられません。

デッキバン(G/L)デッキバン(4名乗車+荷台)

4名乗車のキャビンの後ろに荷台を持つ仕様で、型式は 3BD-S700W(2WD)/3BD-S710W(4WD)、変速機はCVTです。荷台は長880mm×幅1,360mm×高610mm。グレードはGとLの2つで、「デッキバン」はダイハツの登録商標です。

荷台の床と縁の傷・錆、後席の使用感。標準ボディと荷室の形が違うため、荷台の写真を別に撮っておきます。型式末尾のWで標準ボディと区別されます。

出典

ダイハツ公式 ニュースリリース(2021年12月20日 新型ハイゼットカーゴ・アトレー・新ハイゼットトラック発売)

ダイハツ公式 ハイゼット カーゴ 主要諸元表(PDF)

ダイハツ公式 モデルヒストリー U-CATCH ハイゼット カーゴ(2004年12月)

同じ車体の兄弟車・OEM車

ハイゼットカーゴには、ダイハツがOEM供給する兄弟車と、同じ日に発売された同じ車体の兄弟車があります。査定の見方は同じですが、車名と型式の末尾が違うので、車検証どおりに伝えます。

トヨタ ピクシスバン

OEM供給先(2011年12月〜)

2011年12月1日にトヨタ初の軽商用モデルとして発売。2021年12月20日のフルモデルチェンジでもトヨタは「ハイゼット カーゴのOEM車」と発表。現行の型式は S700M/S710M

スバル サンバーバン

OEM供給先(2012年4月〜)

2012年4月2日発売の新型サンバーから、ダイハツのOEM供給に切り替わった。現行の型式は S700B/S710B で、主要諸元表の製造事業者はダイハツ工業

ダイハツ アトレー

同じ車体の兄弟車(2021年12月〜)

2021年12月20日に同時発売。寸法・エンジンを共有するが、型式末尾のV/Wが指すグレードが違う(アトレーはV=RS、W=X/デッキバン)

売るときに必要な書類

会社名義とリース明けの車は、書類の段取りでつまずきやすいので早めに確認してください。

  • 自動車検査証(車検証)の原本
  • 自賠責保険証明書(名義が変わったら、保険会社で権利譲渡の手続きをする)
  • リサイクル券(預託済みなら、リサイクル料金相当額を次の所有者から受け取る形で引き継がれる。資金管理料金は最初に預託した人の負担のまま)
  • 住所を証する書面: 軽自動車の名義変更は、普通車のような実印と印鑑証明書の必須提出がない。新しい使用者側の書面は、住民票の写し(マイナンバー記載なし)か印鑑(登録)証明書のいずれか1点(発行から3ヶ月以内)
  • 名義変更の申請書類(買取業者が用意するかを事前に確認する)
  • 法人名義: 法人の書面は軽自動車検査協会の名義変更の案内で確認する。黒ナンバーは運輸支局への事業廃止の届出が別に要る
  • リース車・所有権留保車: 所有者(リース会社・信販会社)の承諾と書類
  • 整備記録簿・取扱説明書・スペアキー(あれば)

会社名義の車と、
複数台まとめての売却

法人名義でも出張査定に対応する業者があり、事業所の駐車場で査定から引き渡しまで進められます。黒ナンバー(貨物軽自動車運送事業)で使っている車は、売却とは別に、事業を廃止する場合の届出を管轄の運輸支局へ出す手続きがあります。リース車・所有権留保車は、所有者が別の会社になっているため、先に所有者へ確認してから申し込みます。

法人名義で売るときの手順

車検証で所有者・使用者を確認する(リース・所有権留保なら所有者に売却可否を確認)
法人名義の名義変更に要る書面を軽自動車検査協会の案内で確認し、車検証の原本・自賠責保険証明書・リサイクル券をそろえる
型式・グレード・変速機・走行距離・修復歴を同じ条件で複数社に伝え、見積もりを比べる
引き渡し日と入金方法を決めて契約。黒ナンバーの車は運輸支局への届出、リース車は所有者側の手続きを並行して進める

法人名義のハイゼットカーゴは、軽自動車検査協会の手続きで名義を変えます。普通車の移転登録のように実印と印鑑証明書の提出が必須ではないため、法人の書面は軽自動車検査協会の案内で確認し、車検証の原本をそろえれば個人と同じ流れで売却できます。複数台をまとめて売る場合は、車種・台数・型式・走行距離・引き渡し時期を先に伝えてください。

下取りと買取では、
見ている場所が違う

どちらが優れているという話ではありません。手続きと、金額の比べ方が違います。

ハイゼットカーゴを売る方法には、ディーラーの下取りと買取業者の買取があります。下取りは次の車の購入と一体で手続きが一度で済み、買取は売却だけを切り離して複数社の金額を比べられます。1社の金額で決めず、型式・グレード・変速機・走行距離を同じ条件で伝えて比べるのが基本です。

下取りは購入値引きと一体になるため、ハイゼットカーゴ単体の評価額が分かりにくい
買取は複数社に同じ条件(型式・グレード・変速機・走行距離・修復歴)を伝えて比べられる
法人名義・複数台・リース満了の売却は、買取の方が手続きを分けて進めやすい

査定のときに見られる観点の違い

ダイハツ ハイゼットカーゴの査定でディーラー下取りと買取業者が見る観点の比較
見られる観点ディーラー下取り買取業者
手続き次の車の購入と同時に完了売却だけを切り離して進められる
金額の比べ方購入値引きと一体になり、下取り額単体が見えにくい複数社の金額を同じ条件で並べられる
向いている人乗り替え先が決まっていて手間を減らしたい売却だけ、または複数台・法人名義で金額を比べたい

※ 表は査定で確認される観点を整理したものです。

少しでも高く売るコツ

車検証の型式(S700V/S710V/S700W/S710W、旧型は S320V/S330V・S321V/S331V)、グレード名、変速機(5MT/CVT)、ターボの有無、走行距離を最初に伝える

荷室の荷物と棚を下ろし、床と内張りを見える状態にしてから写真を撮る。デッキバンは荷台も撮る

整備記録簿・消耗部品の交換明細・スペアキーは、査定当日にそろえて出す

軽自動車は普通車と違い、名義変更に実印と印鑑証明書の提出が必須ではない。車検証の原本と自賠責保険証明書を先に手元に置く

黒ナンバー(貨物軽自動車運送事業)の車は、事業を廃止する場合の届出を管轄の運輸支局に出す。売却と並行して手続きを確認する

法人名義・リース車は、車検証の所有者欄を見て、所有者がリース会社なら先にリース会社へ確認する

よくある質問

ダイハツ ハイゼットカーゴの買取相場はいくらですか?

ダイハツ ハイゼットカーゴの買取相場は9万〜105万円です。同じ車種でも型式・グレード・走行距離・修復歴によって大きく変わります。当サイトの集計では、1年落ちで83〜102万円、7年落ちで19〜46万円でした。年式13区分すべてに実績があります。20万kmを超える帯にも実績があります。同じ区分でも荷室の状態と修復歴を見られます。金額の内訳は、このページの相場表をご覧ください。

ハイゼットカーゴ S321V(旧型)は、今でも売れますか?

査定の申し込みはできます。旧型は2004年12月にフルモデルチェンジした10代目で、当初の型式は LE-S320V(FR)/LE-S330V(4WD)、総排気量は659ccです。中古車として流通する旧型の型式には、この S320V/S330V のほか S321V/S331V があります。2021年12月20日の11代目(S700V/S710V)登場まで作られていたため、初度検査から年数が経った個体が中心です。査定では走行距離より、下回りの錆・荷室床の傷み・スライドドアの動き・車検の残りを見られます。車検証の型式をそのまま伝えてください。

ハイゼットカーゴ クルーズターボは、査定でどう見られますか?

クルーズターボはインタークーラーターボ(47kW[64PS]・91N・m)を積む上級グレードで、変速機はCVTだけです。型式は自然吸気のクルーズやデラックスと同じ 3BD-S700V(2WD)/3BD-S710V(4WD)なので、型式だけでは区別がつきません。注文書や車検証の記載でグレード名を示し、ターボ車として暖機後の白煙・オイル漏れ・警告灯の点灯歴がないことを伝えてください。

ハイゼットカーゴの型式 S700V・S700W・S710V の違いは? アトレーとどう違いますか?

末尾の記号がV(標準ボディ)かW(デッキバン)か、数字が700(2WD)か710(4WD)かで車体が分かります。2WDの標準ボディが S700V、4WDの標準ボディが S710V、デッキバンが S700W/S710W です。同じ日に発売されたアトレーは、V=RS、W=X/デッキバンという対応で、V/Wが指すものがハイゼットカーゴと違います。型式だけを伝えると車名を取り違えられることがあるため、車名と型式をセットで伝えてください。

デッキバン(S700W/S710W)は、普通のハイゼットカーゴと何が違いますか?

デッキバンは4名乗車のキャビンの後ろに荷台を持つ仕様で、荷台は長880mm×幅1,360mm×高610mmです。型式は 3BD-S700W(2WD)/3BD-S710W(4WD)、変速機はCVT、グレードはGとLがあります。「デッキバン」はダイハツの登録商標です。査定では標準ボディの荷室の代わりに、荷台の床と縁の傷・錆、後席の使用感を見られるため、荷台の写真を別に用意しておくと話が早くなります。

4WD(S710V)のハイゼットカーゴは、2WDと査定で区別されますか?

区別されます。4WDは型式の数字が710(S710V/S710W)で、駆動はパートタイム4WD、CVT車は電子制御式です。2WDは700(S700V/S700W)でFRです。ただし金額は年式・走行距離・修復歴・下回りの状態と合わせて決まるため、「4WDだから必ず高い」とは言えません。同じ型式で比べられるよう、車検証の型式を最初に伝えてください。

走行距離が多いハイゼットカーゴでも売れますか?

査定の申し込みはできます。査定では、年間走行距離、整備記録、消耗部品の交換歴、下回りの錆、荷室の傷みを合わせて見ます。車検証の備考欄に走行距離計の表示値が記載されていれば、メーターの数値と突き合わせられます。走行距離帯ごとの目安は、このページの走行距離別の相場表で確認できます。

ピクシスバン・サンバーバンとハイゼットカーゴは同じ車ですか?

どちらもダイハツがOEM供給する兄弟車です。トヨタ ピクシスバンは2011年12月1日にトヨタ初の軽商用モデルとして発売され、2021年12月20日のフルモデルチェンジでもトヨタは「ハイゼット カーゴのOEM車」と発表しています。スバル サンバーバンは2012年4月2日発売の新型から、ダイハツのOEM供給に切り替わりました。現行の型式はピクシスバンが S700M/S710M、サンバーバンが S700B/S710B で、寸法・エンジン・最大積載量はハイゼットカーゴと同じです。査定の見方は同じですが、車名と型式は車検証どおりに伝えてください。

軽自動車のハイゼットカーゴを売るとき、印鑑証明書は必要ですか?

軽自動車検査協会の案内では、軽自動車の名義変更に印鑑証明書は必須ではありません。ハイゼットカーゴも軽自動車なので、普通車のように実印と印鑑証明書の提出を求められることはありません。新しい使用者側の住所を証する書面は、住民票の写し(マイナンバーが記載されていないもの)か印鑑(登録)証明書のいずれか1点(発行から3ヶ月以内)です。売る側は車検証の原本と自賠責保険証明書を手元に置き、名義変更の申請書類を買取業者が用意するかを確認してください。

4月以降にハイゼットカーゴを売ると、軽自動車税はどうなりますか?

軽自動車税には、普通車の自動車税のような月割の課税・還付の制度がありません。自治体の案内では、4月1日にハイゼットカーゴを所有している場合、4月2日以降に名義変更や廃車をしても年税額の全額を納めます。売却時に月割分が戻ってくることを前提にせず、引き渡し時期を決めてください。

ハイゼットカーゴの車検は何年ごとですか?

国土交通省の案内では、車検対象の軽自動車のうち「貨物」は初回2年・2回目以降も2年です。普通車・小型車の貨物車(初回2年・2回目以降1年)とは違います。売却のときは、車検証の有効期間の満了日を伝えると、次の車検を通してから売るか、そのまま引き渡すかの相談がしやすくなります。

法人名義・リース中・黒ナンバーのハイゼットカーゴを売るときの手続きは?

ハイゼットカーゴ(S700V/S710V、先代のS321V/S331V)が法人名義なら、車検証の原本と、軽自動車検査協会の案内にある法人の書面をそろえます。リース車・所有権留保車は所有者(リース会社・信販会社)が別の会社なので、買取に出す前に所有者へ売却可否と残債の精算方法を確認します。黒ナンバー(貨物軽自動車運送事業)で使っている車は、事業を廃止する場合、届出書を管轄の運輸支局へ提出する手続きが売却とは別にあります。名義が変わったら、自賠責保険も保険会社で権利譲渡の手続きをしてください。

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